初心者のための大輪朝顔作り

◎：効果が高い。　○：効果がある。　△：極めて初期の発生ならば効果があるが、大発生時には効果が劣る。または効果があるが、抵抗性を獲得した種類の場合効かないことがある。　×：効果がない。　無印：適用がない
黄色地印有：お薦め薬剤。　黄色地無印：同時防除で効果高い。　薄黄色地印有：効果はあるが、場合により劣ってくる可能性がある。

• ピレスロイド系
  　殺虫活性が高く、適用害虫の範囲が広い。浸透移行性はないが、即効性で残効も長い。忌避作用を示す。
  　ハダニ、ホコリダニにも効果がある剤はあるが、同時にダニ類の天敵も殺すため、かえってダニ類が増える恐れがあることから使わない方がよい。
  　アブラムシ、ハスモンヨトウは抵抗性を持つものがいる。この系統の剤を使う場合は１作期１回に抑えるようにしたい。
• ＩＧＲ系
  　食毒性で遅効的、残効長い。浸透移行性はない。人畜毒性は低い。天敵昆虫への影響は少ない。
• ネオニコチノイド系（クロロニコチニル系）
  　広範囲。残効長い。接触毒、食毒、浸透移行性あり。
• ＢＴ剤
  　食毒性で摂食阻害を起こす。浸透移行性はない。
• マクロライド系
  　食毒、接触毒　浸透移行性はない。
• エマメクチン安息香酸塩
  　浸透移行性はない。残効短い。殺虫スペクトルが広い。殺ダニ活性あり。
• ピリダリル(プレオフロアブル)
  　降雨の影響が少なく、残効は長い。浸透移行性は少ない。天敵に影響少ない。
• ピメトロジン(チェス顆粒水和剤)
  　吸汁行動阻害。浸透移行性高い。天敵に影響少ない。