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栽培暦   一、栽培の準備   二、種まき   三、小苗管理(育苗)   四、本鉢管理   五、開花期   六、種採り

  蔓作り   切込作り

   1.仕立て方と栽培上の特徴   2.栽培の準備   3.本鉢への定植の手順   4.本鉢期の生長の様子と管理

    表 朝顔蔓作り行灯仕立本鉢期栽培作業及び、肥料バランスについての考察一覧

四、本鉢管理 蔓作り・行灯仕立(らせん仕立)

3.本鉢への定植の手順

(1)本鉢定植期(6月20日前後)根が張ってない画像根が張っている画像

  1. 鉢底穴のサナを押し、小鉢から苗を抜く。
     鉢から苗を取り出したとき、根がぎっしりと培養土周りを巻いている状態(根鉢という)であれば定植する。根鉢が回っておらず、ぱらぱらと土が落ちてくるような場合、2〜3日様子を見てから定植するとよい。
  2. 小鉢苗の中心を根鉢のまま本鉢の中心に据える。
     横から見た双葉の位置が、鉢の最上部から出ない程度に置く。そして最初から培養土を鉢いっぱいに入れるのではなく、山の形のように入れ、できるだけ培養土を少なくする。鉢内の乾きを早めるためである。
  3. メネデール100〜200倍液をたっぷりとかけ、培養土を落ち着かせる。
     30分〜1時間ほど日陰に置き、あとは日なたに出し、日光に当てる。この作業は晴れた日の午前中に行うとよい。

(2)培養土の量を多すぎないようにするための工夫

 地上栽培で培養土の量が多すぎる場合、鉢内の水分を乾かすことが難しい。
 水分が多いと、往々にして苗が緩みがちとなり、節間が伸び、葉の形も肌脱ぎ蝉葉が消えてしまったり、時として蕾が飛んでしまうこともある。良好な発達を遂げることは難しい。

(3)一つの工夫

 丹波縄目鉢は行灯仕立には美的な観点からすると最適の鉢である。しかし、培養土の量が多く、鉢内の水分がなかなか抜けず地上では栽培が難しい。写真は培養土の量を少なくする工夫である。
「上げ底」の脚と底板の画像  鉢に上げ底の脚を設置した画像  鉢に上げ底の底板を設置した画像
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 初版:2013年4月14日