ビーナイン
蔓の伸張を抑える働きがあります。地上栽培では本葉が3枚頃に徒長しやすく、また、6月下旬(本葉8〜10枚頃)に急激に蔓が伸び始めるので、草姿を整えるために使う方がいます。屋上など湿気がこもらない環境では必要がないことが多いです。使用時期と濃度は、本葉3枚頃は2,000〜1,500倍、
本葉8〜10枚頃は1,500〜1,000倍の範囲で使用される方が多いです。これ以上濃いと生育が止まってしまいますので濃度調製には注意が必要です。例示した濃度の内、切込作り用には薄目、蔓作り用には濃い目の方で希釈しますが、栽培環境、草勢、気温により効果が異なりますので、わからない内は薄めの濃度で散布します。
伸長を抑える期間は薄目の濃度では短く、濃い目の濃度では長めになります。
調製は0.1gを200mlの水に溶くと2,000倍、0.1gを100mlの水に溶けば1,000倍です。使用量は十鉢あたり10mlが目安です。水に溶いた後一日経過すると効力が落ちるので、取り置きはしないようにします。
散布に際しては、芽先に霧吹き等で一かけします。株全体に散布すると効き過ぎる恐れがあります。
7月を過ぎての散布は、花の大きさに影響を及ぼすと言われており、避ける方が多いです。
※ ビーナインは、平成23年12月14日付であさがおの適用があさがお(施設栽培)に変更となりました。使用に当たっては使用上の注意をお守りください。
ビーナイン顆粒水溶剤の製品紹介(外部リンク)、
ビーナイン水溶剤80の製品紹介(外部リンク)